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ナンセンスとそれから

物語を書くつもりです。リンクフリーです。

らしくなく

Posted by なんとかさん on   0  0

「それは何なのだろう」

はっきりしない空を見てそんな言葉が漏れる。何かを分かっているとして、けれどそれを上手く捉えられないような事だとは思う。思いのほか冷んやりした風が、あまり慣れていない場所を動いている自分の心に見えない何かを与えているかのよう。騒がしいといえばそうだし、この辺りの普通といえばそうなのだろうとも思う。コンビニに立ち寄り、なんとなく温かいコーヒーを買う。


全てが予定通りである筈はないけれど、それでも大きくは違わずに動いていることがあって、自分の仕事だって概ねそういう風に動いているような気もする。歯車に喩えることも躊躇われるほどに、細々と色々な調整を行いながら風当たりの強くなってきた時代で何とか自らの立場を探そうとしている、未だにそんな感じな自分は時々箍が外れたとも、脱線したとも言うような、所在なさで自らの情緒を意識しているような気がする。そんな時、例えば「今」、僕に見えているような気がするものは何なのだろう。気のせいと言うには印象に残りすぎていて、けれどそれを何かに喩えるほどの能力を持ち合わせているのかどうかさえ判然としないのだ。


<気の迷い、『秋の誘い』>


そういうのは確かに子供の頃はよくあった。何なのかわからないまま、「あ、これだ」と気づいたような気持ちになって、結局それが何だったのか分からないのだ。ひどく細い穴を幾つも通り抜けて、やっと辿り着いた別の世界とでも言えるのか、なのに当人は別にそれを求めてやってきたわけではない。それでもその一瞬で心の中がとても満たされたような気分になる。


<『答え』に似たものなのかも知れない>



と思い至ったところで、何だかんだよく分からなくなってしまう。何故だか僕は、意味もなくこの場所の写真を撮ってみたくなる。あの人にそれを見せたとしたら、どんなふうに反応するのだろう。僕は今、悪い意味ではなくらしくないといえばらしくないのかも知れない。

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そんな話

Posted by なんとかさん on   0  0




一匹狼的に急場を凌いでゆくようなモードというか、ゾーンとでもいうか、
とにかく尋常ではない意識でその修羅場を乗り切った。結論から言えばそ
うなる。どこでも同じように人員不足で、しかも悪い事は重なり、「ピン
チはチャンスだ」の論理を突き詰めなきゃならんという、なんだかよく分
からない世界に一時的に迷い込んでしまったのかなと、今では思う。



嘘のようで本当の話は、本当のようで嘘の話に化ける。水面下のバタバタ
なんて意識しない方が良い。意識できるからヤバいと感じるわけで、まあ
普通は考える暇もなく過ぎてゆくわけです。なんてこった。



その日は妙に色んな事が目に付くわけでして、どうでもいい事がどうでも
いい事ではないように思われて、実際気を抜いたタイミングで何かがやっ
てくるわけです。不調の時にいつも通りにやるのは大変だという事を学び
ました。



まあそんなところなんですよ。「すべて」が。でね、今更になってちょっと
冗長に話してみようと思ったの。ですが、ただそれだけでもなくて、つまり
そういう事を感じる人がほかにいるのかなって思っちゃったりなんかして。



つまるところ、話にもならない話なのです。

あればかたわら

Posted by なんとかさん on   0  0

いつかの誰かに僕は言うのだ。『それがどうしたのか?』と。


雪はそろそろ降りそうである。明滅する彩豊かな光を思い浮かべる。温かい
筈はないけれど、温度を感じてしまうようなほの明るい道を歩く人々。




キセキでも起こりそうな日。そんな風に朝は感じた。誰かが誰かにとって特別で
、自分の事以上に特別で、でも特別すぎてどうしたらいいのか分からなくなる
ような、そういう関係がきっとこの世界にはあるのだろう。知らないけれど知って
いるような。多分あると思えるから、また何となく頑張れるような。



「君はゲームの中に何を見るの?」




可能性を見るよ。といつかの誰かに対して僕は答えるだろう。可能性の見えなくなって
しまった世界でも、まだ僅かばかりの抵抗のような何かは出来て、それがゲームになる
のだとしても、そこにこそ人々の情熱を見るだろう。

確かな

Posted by なんとかさん on   0  0

何から始めても野暮になってしまう。僕の気持ちの殆どは野暮ったいものばかりである。


何を伝えればいいのかそれすら分からない。気付かないでいるほど愚かじゃない。それで
いてまるで近くを通り抜けてゆく温かいものに触れるようにして、何かを感じて、そして
自分の一歩を決めるような、そんな日々。日常。



欠けてはいけない何かが欠けても、人はそれでも生きてゆく。今の自分には何かが無いと
知りつつも、それが無ければ無いなりに、精一杯動き回っている。それは何と呼ばれるだ
ろう。


自分を納得させにゆくわけではない。それでもいつかは納得し、変わってゆくのだろう。



せめてそれまでは、僕でいさせてほしい。野暮ったい僕で。





建前ほど立派なものだけではない世界。けれど、確かにそれを本当だと思って生きている
ところがあるのだとしたら、思いたいのだとしたら、その分だけ真正なのだろう。



つまらないことを言ってもしょうがない。分っている事は多分もっと、まっすぐなものだから。
今はそれを信じたい。何もなかったからこそ、それだけが見えたのではないだろうか。

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