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そんな話




一匹狼的に急場を凌いでゆくようなモードというか、ゾーンとでもいうか、
とにかく尋常ではない意識でその修羅場を乗り切った。結論から言えばそ
うなる。どこでも同じように人員不足で、しかも悪い事は重なり、「ピン
チはチャンスだ」の論理を突き詰めなきゃならんという、なんだかよく分
からない世界に一時的に迷い込んでしまったのかなと、今では思う。



嘘のようで本当の話は、本当のようで嘘の話に化ける。水面下のバタバタ
なんて意識しない方が良い。意識できるからヤバいと感じるわけで、まあ
普通は考える暇もなく過ぎてゆくわけです。なんてこった。



その日は妙に色んな事が目に付くわけでして、どうでもいい事がどうでも
いい事ではないように思われて、実際気を抜いたタイミングで何かがやっ
てくるわけです。不調の時にいつも通りにやるのは大変だという事を学び
ました。



まあそんなところなんですよ。「すべて」が。でね、今更になってちょっと
冗長に話してみようと思ったの。ですが、ただそれだけでもなくて、つまり
そういう事を感じる人がほかにいるのかなって思っちゃったりなんかして。



つまるところ、話にもならない話なのです。
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あればかたわら

いつかの誰かに僕は言うのだ。『それがどうしたのか?』と。


雪はそろそろ降りそうである。明滅する彩豊かな光を思い浮かべる。温かい
筈はないけれど、温度を感じてしまうようなほの明るい道を歩く人々。




キセキでも起こりそうな日。そんな風に朝は感じた。誰かが誰かにとって特別で
、自分の事以上に特別で、でも特別すぎてどうしたらいいのか分からなくなる
ような、そういう関係がきっとこの世界にはあるのだろう。知らないけれど知って
いるような。多分あると思えるから、また何となく頑張れるような。



「君はゲームの中に何を見るの?」




可能性を見るよ。といつかの誰かに対して僕は答えるだろう。可能性の見えなくなって
しまった世界でも、まだ僅かばかりの抵抗のような何かは出来て、それがゲームになる
のだとしても、そこにこそ人々の情熱を見るだろう。

確かな

何から始めても野暮になってしまう。僕の気持ちの殆どは野暮ったいものばかりである。


何を伝えればいいのかそれすら分からない。気付かないでいるほど愚かじゃない。それで
いてまるで近くを通り抜けてゆく温かいものに触れるようにして、何かを感じて、そして
自分の一歩を決めるような、そんな日々。日常。



欠けてはいけない何かが欠けても、人はそれでも生きてゆく。今の自分には何かが無いと
知りつつも、それが無ければ無いなりに、精一杯動き回っている。それは何と呼ばれるだ
ろう。


自分を納得させにゆくわけではない。それでもいつかは納得し、変わってゆくのだろう。



せめてそれまでは、僕でいさせてほしい。野暮ったい僕で。





建前ほど立派なものだけではない世界。けれど、確かにそれを本当だと思って生きている
ところがあるのだとしたら、思いたいのだとしたら、その分だけ真正なのだろう。



つまらないことを言ってもしょうがない。分っている事は多分もっと、まっすぐなものだから。
今はそれを信じたい。何もなかったからこそ、それだけが見えたのではないだろうか。
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Author:なんとかさん
ナンセンスな物語を書くつもりです。リンクフリーです。

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