FC2ブログ

その

どこに続いているか分からない方に動いて行かなければならないような、そんな時なのかも知れない。「自分」と思っているその自分が、続くのかどうか。
スポンサーサイト

それでいい

オリンピックが終わり、穏やかな天気な事もあり休日の今日は何だか
のんびり過ごしていました。時間がある時でもすることが限られてい
るこの頃ですが、不思議と「それでいい」と思えるようになっていて
、だんだんと自分が望んでいる事が実現してきているのかなとも感じ
ます。

たまらなく嬉しいという報告

時に求めている事が実現する、たまらなく嬉しい。ただ求めている事が控えめ。


うん、「たまらなく嬉しい」なんて事じゃない。今の撤回。だけど、嬉しいってことを誤魔化すことは出来なくて、一々友達に報告したくなる。


『ねえ前一緒に行ったあのお店に、『環』が来てたって』


『「環」って、『小田環』?』


友達のメッセージに出てきた「小田環」という人は最近人気の出ているモデル兼俳優の男性で、私もイチオシ。ネットで検索すれば何でも調べられるこの時代に、出身地以外何も出てこないという未だに「ミステリアス」な人で、格好いいのは勿論だけどどことなく古風な名前とそれに呼応するような、どこか物静かな印象が世の女性を惹きつけている。でも一方で「どこか近寄りがたい」という印象を持つ人も少なくないようで、わたしはその評価も含めて動向が一々気になってしまっている。


そんな『環』が私がこの間その友達と行った駅前の大型家電店に一人でやって来たというSNSの情報が入って、人知れず興奮していたのだ。ネットで出身地を知ってある番組で確か「今も実家に住んでいる」という話を聞いていてから前々から彼が住んでいる場所が私の住んでいる場所から近かったらいいなって思っていたんだれど、その目撃情報でどうもそうらしいという事が分かったから余計に嬉しかったり。


『どこかで会えたらいいよねぇ…』


『そうだねぇ』



しみじみと電話で会話をしていると、急に忘れかけていた「現実感」がやってきて<もうこれ以上の接近はないのかも知れないな>って思ってしまった。だって平平凡凡な私の人生でそんな事なんか起こるわけがないって本当はどこかで思っていて、もし実物なんか見ちゃったら興奮しちゃって卒倒するかも知れないんだもの。



でも人間が、っていうか私が単純なのは自分でも可笑しいと思うほどなんだけど、結局その情報を知ってからすぐになんの用事もないのにまた大型家電店に一人で行ってしまっちゃったりする。もちろん、『環』が来ているわけがない。それも殆ど分かってたんだけど。


それで、その後<なんか私ってバカみたいだな…>って思いながら駅の近くを歩いてたんだけどなんか衝動的に、


「っていうかバカそのものじゃん!!」


って口にしてしまって、ちょっと近くの人がこっちを気にしたのが見えた。余計バカっぽい。だんだんと『環』と自分のいる世界が全然違うような気がして、それどころか『環』は実在していないとか、本当はこの世界に居ないんじゃないかって本気で思えてきてしまって、少ししょげながら何気なくコンビニに入ったの。



まあそこで私は目を疑ったね。だってそこに『環』が居たから。なんか普通にレジの前で缶コーヒーを買って会計をしてたところだった。後で調べたけど微糖のコーヒーで、凝ってるCMを作ってるメーカーの定番の商品みたい。



そんなことはどうでもいいんだけど、私がそこで知りえた情報ってそのコーヒーの銘柄だけで、会計終わって私の方も特に気にしない(そりゃあそうなんだけど…)まま『環』が呆然としている私の隣を素通りして、どこかに行ってしまったから、なんだか何も覚えていないのも同然で。



後で<なんであの時追いかけなかったんだ!>って思ったけど、冷静に考えるとあの時の私にはそんなことも思いつかなかっただろうし、そもそもそんなことをしたら迷惑だろうし、あの時はあれで仕方なかったんだって気付いた。写真だって、あんまり撮っちゃいけないだろうし。



「本当に近くに居るんだ…」



帰宅した今もそう言葉にして確かめているんだけど、でも考えてみると「そこから」って何もないんじゃないかって思えちゃう。『環』にとって私は見知らぬ一人で、テレビを通じて知られているかも知れないって彼は思うかもしれないけど、だからってそこから何かが始まるって事は冷静に考えてあり得るわけがなくって。



『えー!!!環に会ったの!?よかったじゃん!!』


『ん…でも…会ったって何にもならないじゃん…』



友達に報告したら喜んでくれたけど、私のテンションの低さに戸惑っていたみたいだった。


『まあ、今度会った時のために色紙でも用意しておいたら』


なんていう無難なアドバイスをもらって通話を終えたけれど、サインを貰ってそれが…という事を考えていた時に私はふと気付いた。



<私は何を求めてるんだろう>



結局それには答えがないと思う。でもただ『もう一度会いたいな』という気持ちは本物でだからと言って「何が何でも」って事じゃなくって、それこそ「運命」がそういう気の利いた事をしてくれるなら私は今度こそ声を掛けてみようと思っているという事だと思う。



そんな日が来るのだろうか。来るとしたらいつなんだろう。あ、本当に居たんだ。




今更のようにやってきた実感で混乱して少しぼーっとしてきた頭を冷やすために、そして友達のアドバイスを実行するために私はその日の夕方、近くのスーパーで色紙を手に会計の列に並んでいた。色紙だけが入ったレジ袋を手に提げて薄暗くなっている道を歩いていると、コインパーキングの近くに設置された自販機で誰かが商品を選んでいるのが見えた。


<なんか、さっき『環』の背格好に似てるなぁ>


なんて悠長に思ってたら、本当に『環』だった。


「ああああああ・・・」


その時は思わず声を出して吃驚してしまった私。様子が明らかにおかしい人がいればそちらに注目してしまうのも人類共通。『環』も類に漏れず、あのコンビニで買ったのと同じ缶コーヒー手にこちらを不思議そうに見ている。


「あああ、たまきさん。環さんですよね」


気付くと変な調子のまま話しかけてしまっている。それに対して『環』は



「え、そうですけど」


と至って平静に受け答えする。もしかしたらそういう事も彼にとってよくある事なのかも知れない。


「あ、えと、私環さんのファンで、テレビとかも、雑誌とかも拝見、させていただいておりまして…」


何故か敬語になってしまっているけど、伝えたいことは簡潔に伝えられていた。


「ああ、そうなんですか。それはありがとうございます!」


挙動不審な私に笑顔さえ向けてくれた『環』に感謝しつつ、私は徐にレジ袋に手を突っ込んで焦りながら「それ」を取り出した。



「それは何ですか?え、色紙?今買ってきたんですか?」



「は、はい。その、環さんに会えたらサインを貰いたいなと思いまして、そしたら今環さんに会いました」


一瞬真顔になった『環』と私の間に訪れる沈黙。するとこらえきれないといった具合に爆笑し始めた『環』。



「あはは。いや、すいません。あなたの状況を想像してみたらすごく可笑しくって…すいません。いいですよ。サインくらい幾らでもします。」


笑われているのは少し恥ずかしくて悲しい気もするけれど、フレンドリーに手を差し出してくれている『環』の様子から私は有頂天になって色紙を手渡す。


「あ、あの。なんか書くものありますかね?」


「え…?」


「えっとサインするためにはペンが必要で。えと…」



『環』に説明されて私は愕然とした。そういえば色紙は持っているけれどペンを買っていない。というかペンは家にあるから普通は買わなくて…持ってなくても仕方ないんだけど。


「あ、そんな…わたし、ペン持ってません…」


「あら」


困り果てた私は混乱からか、


「どうしたらいいんでしょうか?」


とあろうことか『環』に質問していた。すると『環』はまた爆笑し始めて、


「す…すみません。ああ、大丈夫です、そういえばそこに停めてある車の中にペンが入っていました。今取りに行きますからちょっと待ってて下さいね」


と本当にその言葉通りの事をしてくれて色紙にしっかりサインをしてくれた。呆然として「本当にこんな事をしてもらっちゃっていいんだろうか?」と不安になりながら色紙を受け取る私。すると『環』がこんな事を提案する。


「あの、この話今度テレビで話してみていいですか?」


「え?この話って」


「バラエティーで今の出来事を話してみたいなって思ったんです。あなたにはちょっと失礼なのかも知れないですけど、なんか僕にとってはすごい印象に残る出来事だったので」


「え…でも。それは恥ずかしいです。」


「そっか。そうですよね。ごめんなさい」


私はこの時、ここで話が終わってしまったらもうこれ以上の「何か」はないなと直感した。これ以上の「何か」が何を指すのかは分からないけれど、ここは思っている事を口にするべきだろうと私は感じた。


「あの、話してもいいんですけど、一つ条件があります」


先ほどとは打って変わって意気込む私。その様子に少し戸惑っているような様子で構えている『環』。相変わらずその姿まで見惚れてしまう。



☆☆☆☆


後日、あの日の事を『ネタ』のような具合でテレビのバラエティーで話している『環』。私の様子などを詳しく話してくれて若干恥ずかしさはぬぐえないが話し終えたとき最後に『環』が、


「カスミちゃん!元気?話しちゃったよ!」


とカメラ目線でこちらに手を振ってくれた。そう私が提示した条件とは…




『この話をしたら私の名前もちゃんとテレビで言って下さい!!』




実際にその通りにやってくれている『環』は本当にいい人だなと思う。よく考えてみるとそれがどうしたという位の話なのかもしれないけれど、控えめで、実はちゃっかりしている私にとっては『たまらなくうれしい事』だった。そしてまたこれからそれを電話越しに友人に報告するのだ。

手応え

可能性を見出そうとするとどうにも無理矢理な感じになってしまいます。自分にとってそうする意味がある事を考えてやってゆく、書いてゆくという方針でゆくならば今は「何を伝えようとするべきか」という事を考え始めていて、その事について可能性を感じている事と「もしかしたら」と期待しているところが微妙に異なっているというこれまた説明し難い状態です。


内容があるはずなのにその中のどれが伝わるかという事について手探り感がすごいです。おそらく直接的に説明するのが難しくて、小説とか作品にして表現するのが最善だと思われます。


ただ内容が出来ているというのは悦ばしい事でもあり、久々に手応えを感じています。

掴んで

考えている事が上手く言葉として掴める時に一つの作業が終わったという気持ちになります。そうなった場合の次の最善が何なのか、また探って行かなければなりませんが、しばらくは浮かんでこなさそうな気がします。

Start

I start to write in English . This is a challenge for me . To communicate a message of unexplained, like “Nonsense” or “Something” , I want to try my best .


“Nothing but fine .”

It’s my first nonsense word .

そのイメージを

どこかに向かっているのは間違いがないのだと思います。自分の出来ることの範囲
で「ある方向」に、もしくは「ある方向に繋がる」という事を続けてゆくのが最善
で、最善とそう思うのも理由がないわけではないと感じます。



「書きたい」というよりも、報告したいという気持ちでする事は変わってゆくかも
知れませんが向き合い方は同じだろうなという予感があります。不思議と落ち着い
ている心境ですが、このイメージを続けてゆきたいなと思います。

言葉よ

何かがまだ繋がっていて今の自分にさえ感じさせる何かがあるとしたら、紡いでゆく理由はある。自分はどうしようもなく自分で、信じていない時さえある事も知っていたようであって。


今だけは自分のために。でも何処かへと続いてゆくという祈りを込めて。言葉よ、さすらえ。

単純だが複雑な

ある方向を選ぶ。それは理屈で考えてそちらに行くしかないだろうというような方向だが、自分としてもそちらにゆくしかないという実感がある。単純だが複雑な、そんな何かに。選んでみよう。

つまり

本能的に分かっているのかも知れない。分からないようで分かっている「言葉の祈り」は、分かっている時には紛れもなく何かが続いているという事を実感している、その証言である。分からない間には、それが続いているという事を確かめる為の思考の跡である。


「何かが続いている」という事。それが「言葉の祈り」である。いつからか続いている、後の世の事を思われて放たれた願いが、託されるように引き継がれるように続いている、という事。



そして自分もその向こう側で何かを残して行くであろう事。
プロフィール

なんとかさん

Author:なんとかさん
ナンセンスな物語を書くつもりです。リンクフリーです。

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
普通のカウンター
投票
無料アクセス解析
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR