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ナンセンスとそれから

物語を書くつもりです。リンクフリーです。

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Posted by なんとかさん on   0  0

何かが起こったというわけではない。だからと言ってまったく何でもないというわけではなく
それなりに何かが片付いたそんな日。何を言っても中途半端になりそうな気持ちを曖昧に暈す
感覚で借りてきたDVDを観る。存在を知る人も僅かであろうマイナーな洋画の色々成り立た
なそうな雰囲気を味わいながら、知りようのない事をぼんやり考える。


「    」


言葉にならないつぶやこうとした何か。「知りようのない事なのだ」と思う。もしそこに居た
とするなら何て言うだろうか。居るのか居ないのかはっきりしない誰かに向かって、こんな
気分の時に言う事は自分でも分らない。知りようのない事。



ただ、今何を思っているのかとか、どう思うかとか、自然に訊くのかも知れないとふと思うの
である。同じ世界に生きて、何かを考えたり感じたり思ったりしながら今日という日に至った
、それを確かめそして今どう思うのか。



「あなた… どう…」



やはり言葉にはならない。いくら想像を逞しくしても、そう現実に確かめられる事には辿りつか
ない。確かめてなくても、いつの間にか確かめる事の意味がなくなって、確かめようとも思わな
くなるようなそんな結末が待っているのだろうか。




知らないまま、知らなくていいと思うようになって、それなりに次に進んでいるような。




この想いはどこに消えるのだろう。全てはうたかたのように。それでも在ったことは確かで。




再生を終えた円盤をケースに戻す。何かを確かめるように。

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なんとかさん

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