FC2ブログ

みゃーみゃー猫魂

お猿さんだにゃー。


相変わらず嘘が上手いにゃー、僕って。だけど今日だけは、真面目な話をするにゃー。

実は大変な事件が勃発してしまったんだにゃー。何と、昨日まで上等なキャッとフードだった僕の餌が、突如カラカラに乾いたピーナッツになってしまったんだにゃー。こりゃもう、仰天するしかないにゃー。


そりゃー僕だってご主人の食べ物に興味が無かったわけじゃにゃいけど、お酒のおつまみで養おうとする発想が信じられないのにゃー。


ああ、僕は嫌われてしまったのかにゃー。3日前に壁で爪研ぎした事を根に持っているのかにゃー。それとも、4日前に花が活けてあった玄関の花瓶を倒した事に対する罰なのかにゃー。


だけど、ご主人にも責任があるんだにゃー。ご主人は猫としてどうしたって止められない行為を無理やり押さえ付けて、僕を飼い慣らしたつもりになっているけど、実際のところ僕はご主人が恐怖をちらつかせている間だけ従順になっているだけなのにゃー。


自ら進んで良い子にするのは、経験的に利益があると分かっている時だけなのにゃー。僕は、一旦利益を度外視する事なんか考えられないのにゃー。ご主人は、その辺の理解が無いから、自分の思い通りにならない時の僕をかえって悪い子扱いしてしまうから、おかしな事になるんだにゃー。


大体、僕が登りたい所に花瓶を置いたりする方が悪いんだにゃー。そして僕は、この家に「住んでいる」という感覚がそもそもないのにゃー。どちらかと言えば、ご主人の家に居候しているのと近いんだにゃー。


居候は、家を出て一人で生きて行く力があるとは限らないけど、基本的に他人として接するべきなんだにゃー。僕の身勝手なエゴだと思うかもしれにゃいけど、ご主人が僕を育ててくれたのは、必ずしも僕の為を思ってだけじゃなかった筈なのにゃー。


ご主人は、堪えられなかっただけなのにゃー。人間として生を受け、自分より弱い存在を征服する事でしか生きて行けない自分に。自分に愛情が欠けているのだと知らされる事に。


僕は、人間みたいに死を怖がらないのにゃー。というよりも死が何であるかが分からないと言った方が正しいのにゃー。僕らは、出来る限り、それを回避するように定められているだけだと思うにゃー。


だからこそ僕は、人間が落ち着いていられる場面でも、身の危険を感じればそれに見合った行動を起こすのにゃー。


餌が突然ピーナッツに変わって、僕は本気で焦ったのにゃー。ご主人にとっては何でも無かったのかも知れないけど、育ち盛りの僕にとっては危険信号を灯らすのに十分だったのにゃー。


ああ、ご主人さま。さようなら、僕はもっと素晴らしい世界を求めて旅に出ますにゃー。置き手紙は残せにゃいけど、その代わりに玄関の花瓶を倒しておきましたにゃー。探さにゃいでください。

「おーい。キャットフード買ってきたよ。ピーナッツなんて置いて御免な…って、また花瓶倒したな。こらっ、逃げるなぁ!!」
スポンサーサイト

コメントの投稿

非公開コメント

人間は猫のえさを運ぶ

 こんにちは。猫に乾燥ホタテを盗られている知人がいます。その猫と言うのが隣の家の猫で、なのに居着いてしまってでかい顔しているそうな。猫は天下の回り物。何処からでもふらりと現れて、何処へでもふらりと行くんですなぁ。ところで猫って貝類駄目なんじゃなかったっけ。

Re: 人間は猫のえさを運ぶ

こんにちは。

貝類は駄目ですね…だからおつまみも駄目なのがありますね。猫の作品は結構書いているんですが、猫は良いです(至言)。
プロフィール

なんとかさん

Author:なんとかさん
ナンセンスな物語を書くつもりです。リンクフリーです。

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
普通のカウンター
投票
無料アクセス解析
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR