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ナンセンスとそれから

物語を書くつもりです。リンクフリーです。

そんな世界を

Posted by なんとかさん on   0  0

遠い世界に憧れるような心境が迂闊にも意味するのなら、それは「これで良い」とは言えないという遣る瀬無さだったりするのだろう。一難去ってまた一難がデフォルト=基本設定の世界で、活路を探し回るパターンに入り込んで行く自らを意識している『自由時間』という名の…なんなのだろう。



目の前に広がる光景は話題となっている現場とはまるで別世界のようで、この場が全てであるとしたなら何よりなのに、影も音もなく忍び寄るものに心の幾らかを奪われているようでもある。あながち間違いとも言えない世界の仕組みを念頭に、打開策のような事を見つけられないものかと穏やかな雰囲気に馴染めずに妙な緊張感さえ感じてしまう、へんてこりんな昼前。



自分の存在を虚無にしたいわけではないから意義を見出そうとして、結果として厄介な事を抱えてしまうというような不器用な在り方。そう言ってしまえば僕の個性は言い表された事になるのだろう。誰しもが持つ、扱い切れない感情をほんの少しだけ穏当に言い表すことのできる器用さをも有した僕が、眩暈を起こしそうになりながら自分のアカウントを通じて収まり悪く発信した言葉が、かと言って共有される何かになっているかというとそうでもない。結果として分かりづらさだけが前面に押し出された格好になっているとしても、それは致し方がない。




匂わす程度に痕を残す。どうしたってそう言ったやり方になってしまう。そもそも匂わす程度に示された事どもが僕にインスピレーションを与えるのだから、僕だって断言はできない。遠い未来の自分がそう言った間接的な言い回しから何を読み取ることが出来るかを考えてみると、いとも愚かな行為のように思えてならない。けれど僕は、表面的な穏やかさよりは忍ばされたものが多くあるという、どうにもならない印象を捨て去ることが出来ないでいる。



『つまりそれはね…』



そう解説してくれるであろう、事情通を想定してみたくなる。殆どの事が表に出せない事情を抱えている中で、ぎこちなく見えてしまう『動き』に理由と意味を与えてくれるそんなスーパーマンのような存在。世間的に彼が望まれているのかどうかは知らない。ただ、もやもやしたままの僕が少なくとも「良い線行ってるね!」と言われてホッとするような、そんな瞬間くらいは与えてくれそう。実際それでいいんじゃないだろうか。事情を知らない者があーだーこーだ考えていたってしょうがないのは分かっているけれど、今や「事情」は潜んだまま。そういう中で少なくともそう考えざるを得ない推論は積もり積もって殆どパンク状態。それを携えているというのも案外酷なもの。




青空を望むような視線が、猫に注がれる。この場が全てである筈の、その娘は少しでも外を望んでいるのであろう、頻りに外に出してほしいような素振りを見せている。実際、僕は彼女に連れ出してもらっているのだろう。たぶん、それも違う世界なのだと思う。



猫とスーパーマンが合わさる。猫のマスコット的スーパーマンは颯爽と現れてこの世界を分析する。


『すなわち、認識を打ち破る何かが必要なのです。我々は鋭い聴覚と、嗅覚と、独自の反応速度により、世界に定立されつつある構造を未然に変質せしめ、つまりセントラルドグマに『猫』が据えられた世界を構築することが出来るのです』




実際、そうやって揺れ動くくらいの価値観だっていいと思われてくる。肝心なところで独自路線に向かえやしない己なんてものは相対化してしまって、ひたすら猫に情愛を注ぐ事で意義を見出しさえすれば、他の事は必要最小限。




という事は薄々気付いてはいる。それでも人の性だろうか、人の言葉に意味を感じるように出来ている己は、人の世でこそといつの間にやら引き戻されてしまう。それでも、叶うならば猫にベッタリでもいい世界を。



それで良いんですよ、と自信もって言える世界を。
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なんとかさん

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