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にゃんにゃんこにゃんこ

飼主に似ない動物がいる。むしろ飼い主がその動物に似てきてしまう動物がいる。
次第に我々は猫化している。軟化、もとい「にゃんか」してゆく。


ぼくも段々にゃんかどうでも良くなってしまった。大体において、猫というのが
にゃんにゃんだということだ。にゃんだ?「にゃんこ」だ。「にゃんこ」って
にゃんにゃんだ。


にゃ~ん。


猫の気持ちになって考えていると、僕はだんだん猫科の猫ではなく、ヒト化の猫
ではないかと思えてしまう。猫猫猫。


僕は壁を引っ掻いたりはしない。爪が伸びたら自分で切る。これは猫とヒトとの
大きな違いである。だけど、僕も猫に倣って壁を引っ掻いてみたくなることがない
わけではない。怒りや憤りを敢えて表現しようと思う時には、猫よろしく爪を立てて、
「う~ん」と呻る。これが生理的に落ち着くのは、『やつあたり』でしかないのに
人間は賢くなっても『やつあたり』をしてしまう。紙に書いた絵が失敗作だった
時にぐしゃぐしゃにしたくなるのは、破くとか、引き裂くという行為が、わりと
生理的に必要な事なのではないかと思えてきたりもする。


にゃ~んて、あんまりあてにならない事を話したくなるのは、僕の頭が軟化した
からである。猫達もきっと、おおよそそれっぽい事で満足しているに違いない。
それとこれとの区別も、あれとそれとの区別もあんまりついていない。名前を
適当に呼んでも返事する猫君。君はそれでいいのだよ。



猫は流れる。流れるように動く。どうしてぐんにゃり曲げる必要があるのか
わからないときにも奇妙な方向に身体をねじって満足している。つまりですね、
そういう事が「自然」だというイメージで動けるんですね。それが別段なんでも
ない事なのに、僕にとっては奇妙に思える方向に曲げられるというのは、柔軟
なのか、ぼくがかたくるしいからなのか?



かたくるしくなるとむずかしいことばばかりを使ってしまいますね。それでは
いけにゃい。ときどき、堅苦しく考えないで、思った通りに喋ってみたり
、余計な一言を付け加えたり、形式的に必要なものを抜いたりしてみたり
して、


「ほんとうにそれでいいのかにゃ?」


と言いたげな猫達に向かって回答するべきなので。


って感じで流れをぶった切る猫の俊敏性にも驚かされることがあります。まるで
スイッチが切り替わったみたいに集中し始める猫様。動作の変化をひとつ残らず
見つめ続けて、少しでも動きに何かが加わったと見るや飛びかかる、あの瞬発力
と勘。その切り替えが羨ましいです。本当に。



でも僕はもう眠いにゃん。コタツが好きなのは、ぼくも一緒です。お願いだから
足に爪を立てないで頂戴ね。
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猫とコタツはベタに過ぎる

 まだ扇風機を仕舞うには季節的に早すぎる。コタツの話をするには余りに季節はずれだ。この文が書かれたのは12月だ。今頃コメントしている馬鹿がいるとは誰も思わないだろう。私も思わなかった。何故今日になったのかは話さば長くなる。
 むかーしむかし空の上からイザナギのミコトとイザナミノミコトが地上を見下ろして・・・え、一行で説明しろ?
 つまり、偶然です。
 では本題に入ろう。

 コ タ ツ 猫 は 可 愛 い!

Re: 猫とコタツはベタに過ぎる

こんばんは。

が使えたという事に気付きませんでした。書いたものの多くに猫が登場しますが、リアル猫はコタツで息苦しいのかすぐに出てきてしまう子もいます。

猫は世界の道しるべですね(?)
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ナンセンスな物語を書くつもりです。リンクフリーです。

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